ピロのブログVer3

Ver2の続きです

車両撮影記 近鉄特急車 臨時列車

道明寺線へ入線した近鉄特急車16000系16007F

■ 記事概要

2018年11月23日(金/祝)、近鉄の特急車16000系が団体貸切列車として道明寺線へ入線しました。この記事では、道明寺線内での運行の様子を中心に、その時の事を簡単に振り返ります。

※ ピロのブログVer2にて [2018-11-26] 付けで投稿した内容を一部リメイクして再掲した記事です。


■ 記事本文

こんばんは

今回取り上げるのは近鉄電車です。

紹介する内容は、タイトルの通り。近鉄の狭軌線特急車である16000系16007Fが道明寺線柏原まで入線した時のお話です。

第3記事目 目次

1:はじめに

2:貸切ツアーの行程

3:ツアー催行当日

4:貸切列車運転時の道明寺線

5:ツアー終了前後

6:おわりに

7:リンク集

では、記事内容に移ります。


1:はじめに

近鉄道明寺線は、藤井寺市の道明寺駅と柏原市の柏原を結ぶ約2.2kmの単線です。現在の近鉄線の中では最古の路線であり、2018年3月24日には開業120周年を迎えました。

<道明寺~柏原南口/2010-10-17>

片道5分もかからない路線距離は、近鉄の大型車が走る路線としては最短です。ここでは、終日ワンマン運転が行われており、時間帯に合わせて1時間あたり15~20~30分ヘッドでの運行へシフト。現在は、2両編成でワンマン運転にも対応した6432系が専属で日夜活躍しています。

<布施/2018-11-04>

そんな道明寺線に特急列車が走るというニュースが流れたのは、2018年9月の中旬。柏原市制施行60周年記念と題し、近鉄と柏原市がコラボして企画されたようです。

2018年に催行された、道明寺線に記念列車を走らせる類の企画は、これが第二弾。第1弾は道明寺線開業記念日である3月24日(土)に行われています。この時は、道明寺線開業120周年記念も兼ねて、最大で3枚の特別HMが営業列車に取り付けられて運行されました。


前回の記念列車は、通常の営業列車でした。一方、今回の記念列車は、事前募集制の貸切列車です。普段は特急列車がまず走らない路線に特急車が入るという珍しさも後押ししたのか、ツアーの募集定員は早くに満員となったようです。

ポスターを出す前に定員に達してしまったのか、企画催行の月に布施で見かけた案内ポスターは、「満員御礼」やら「※ツアーは、満員となっております。」やらの文字が既に印刷済の仕様となっていました(笑)

2:貸切ツアーの行程

ツアー行程は、2コース用意されており、Aコースが古市集合/柏原解散・Bコースが柏原集合/古市解散という流れでした。両コース共に、集合場所で乗り降車場所で解散という事ですね。

<道明寺駅付近/2018-11-23>

短距離かつ単線の道明寺線には、行き違い設備が設けられていません。そのため、貸切列車は、営業列車が道明寺で停車している間に柏原まで行って戻って来る事になります。また、道明寺駅の道明寺線発着場は一線しかないので、道明寺線ホームでの乗り降りは不可。片道5分かからないとはいえ、時間が限られている事も考慮すれば、納得のコース分けです。

3:ツアー催行当日

11月23日の天気は快晴。ツアーは無事催行となり、先に道明寺線へ入線するAコースの貸切列車は、古市を10:43に出発しました。

古市を出た列車は、道明寺手前で分岐して道明寺4号線へ入線。営業列車の合間を縫えるタイミングまで待機(11分停車)した後、道明寺線入線となります。

<柏原南口駅付近/2018-11-23>

ツアー貸切列車に充当されたのは、16000系16007F。2019年10月時点では、新塗装化対象とされた汎用特急車全編成において、最後まで現行塗装を纏う編成となっています。

この16007Fは、ツアーが催行された2018年11月現在でも、16000系で現行塗装を纏って走る唯一の編成でした。上掲した案内ポスターには、橙と紺のツートン色を纏った16000系の図柄が掲載されていましたが、実際に充当された事から顧みるに、事前の車両イメージに違わずのツアーだったと思います。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

滅多に無い機会という事で、この16007Fが走る前後の時間帯における道明寺沿線は中々の人出だったそうですね。距離が短い分、撮れるスポットはたくさん集まっていたようです。

<柏原南口駅付近/2018-11-23>

堤防横からか、鉄橋近くからか、柏原なり道明寺なりの駅付近からか、はたまた少し離れて俯瞰か…と、人によってどの場所から記録するかは別れたと思いますが、中でも鉄橋付近の人出が相当だったような。私も鉄橋付近で1本撮ったクチですが、余裕をもって20分前に到着…と思ったら既に人人人。近鉄沿線の撮影場で、あそこまで記録者・傍観者が集まっていた光景は中々に珍しいと思えます。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

3月に運転された記念列車と同様、貸切列車には特別HMが用意されていました。「柏原市制60周年記念」なり「道明寺線特急車両入線」なりの文言が書かれています。

貸切列車充当時はもちろん、道明寺線内での回送時も継続しての掲出でした。有り難い事です。

ちなみに、HMではありませんが、運行当日の道明寺駅窓口には、道明寺線の系統板なり特急行先等表示なりが描かれた記念イラストが貼り付けられており、道明寺線特急車入線に対するちょっとした盛り上がりの雰囲気が感じられました。

4:貸切列車運転時の道明寺線

通常だと1本の列車が往復するだけの道明寺線ですが、23日に限っては、一般車と特急車の2種2本が同一時間帯に入線する事になりました。

以下、その時の様子を写真と一緒に紹介していきます。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

道明寺4号線から道明寺線内に入ったAコースの貸切列車は、線内をノンストップで走って、11:00に柏原へ到着。そこで10分ほど停車した後、折り返しの回送列車として再び道明寺線を走行します。道明寺到着後は、わざわざ古市まで戻るという事はせず、Bコースの時間まで道明寺駅4号線にて暫く待機となりました。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

昼間時間帯の道明寺線は30分ヘッドであり、道明寺発は毎時14分と44分発。Aコースを終えた回送列車が道明寺へ到着するとすぐに定期営業列車が柏原へ向けて発車していきました。逆に言えば、Aコースの列車は10時44分発の列車が道明寺に戻ってからすぐ柏原へ向けて出発した事になります。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

貸切列車Bコースの柏原発車時間は12時09分。なので、16007Fは、道明寺4号線から11時台14分発と44分発の定期列車2本を見送った事になります。この日の道明寺線日中充当の編成は、6432系6422Fでした。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

道明寺11時44分発の返し、すなわち柏原11時51分発の定期列車が道明寺に到着すると、分岐器が稼働して道明寺駅4号線と道明寺線が接続。ポイント切り替えから間もなくすると、16007Fが動き出しました。

<道明寺-柏原南口/2018-11-23>

Bコースの送り込み回送が柏原に到着したのは正午。そこから少し停車した後、12時09分発古市行として柏原を出ています。道明寺に戻って来てからは、南大阪線列車との兼ね合いもあるのか、再び道明寺駅4号線で待機となりました。

5:ツアー終了前後

<道明寺-古市/2018-11-23>

道明寺駅4号線では、南大阪線列車とのダイヤ上の都合で14分停車。道明寺駅構内には、保線基地が設けられており、4号線はそこの雰囲気の中を通る感じです。16007Fは、軌道モーターカーなり砕石運搬トロリーなり除草剤散布車なりといった保線車両が佇む中での待機となりました。

<道明寺-古市/2018-11-23>

そして時間になると4号線から発車。普段は特急車両が入線しない区域からの発車という事で、こちらも撮影者がたくさんいたように思います。

<道明寺-土師ノ里/2018-11-23>

柏原からの貸切列車として古市に到着した後の16007Fは、そのまま [古市→河内天美] で回送。ここで一連の運転が終了となりました。

6:おわりに

道明寺線への特急車両入線、4号線までの入線ならここ数年でも何回か聞いたことがありますが、柏原までの入線は耳にしたことがありません。過去あったとしても、相当久しぶりの入線だったと思われます。

<柏原南口駅付近/2018-11-23>

貸切に充当された16000系は、南大阪線系統で最初の特急専用車形式です。第1編成登場時とあまり変わらない塗り分けを持つ編成を塗装変更前に貸切列車へ抜擢したのは、良いチョイスだと思えます。

今回の催し、鉄橋や道明寺・柏原駅付近の様子から察するに、祝日で地元の人たちもボチボチ見に来ていた感じでした。グッズ等の販売状況は詳しく知りませんが、催行契機の周知や集客なり見物なりの点では良い企画だったんじゃないかなと。

ちなみに、16007F柏原入線の翌月には、八尾市制70周年および信貴線・西信貴鋼索線88周年記念企画として、8年ぶりに[大阪上本町→信貴山口]直通の臨時準急列車が運行されています。この手の企画で興味惹かれるものがあれば、また見に行ってみようと思えます。

今回の記事は以上です。

7:リンク集

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このページの内容は以上です。

2 コメント

  1. 新しいサイト開設、おめでとうございます!
    以前のサイトで、health_square でコメントさせていただいていた者です。

    Y07の柏原線への初入線イヴェントから、約一年近く経ちますね。巷では、あのイヴェントのあと、いよいよ五位堂入場かと言われていたのを覚えていますが、現在に至るまで、旧塗装を維持しており、塗装変更車両では、最後の旧塗装となりました。

    この12月で49歳となるY07ですが、近鉄に聞いたところでは、予定通り、今年度中に、塗装変更完了する計画ということですので、旧塗装も、あと僅かということには、変わりないでしょうね。

    個人的には、19日から始まる、鉄道まつり前に、五位堂入場して、開催中に、塗装変更中のY07の姿が公開されることに、期待をしています(笑)

    この柏原線への初入線という大役を演じたY07の、最後の旧塗装としての、大役を、今回の鉄道まつりで、演じてほしいと思っています。

    また度々、 お邪魔するかとは思いますが、よろしくお願い致します。

    • health_squareさん

      早速のコメント、ありがとうございます。こちらでもお会いできて嬉しい限りです。

      16000系の柏原入線、再掲という形で久しぶりに取り上げましたが、1年はあっという間ですね。

      残りの車でどちらが先かと思っていた新塗装化も、このサイトを準備している間に未更新の22000系が高安入りした事で、結局、16007Fが最後の塗り替え対象車となりました。3年近く続く既存車の新塗装化もほぼ完了段階に来てますし、もし「鉄道まつり」で展示となれば、その時は注目されそうですね。3年前は16600系が居ましたが、今年はどうなのか、気になる所です。

      Ver2の時と同様、記事の更新頻度は相変わらず気まぐれとなりますが、気楽にお付き合いして頂ければ幸いです。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

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近鉄電車が見える家で育った鉄道オタク。車両の差異や変遷に興味あり。鉄道の他に鳥も好きで、最近は鳩に癒される事がしばしば。
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