■資料概要
今回の【資料】では、近鉄8600系8617Fの車両側面について、その外観を簡単な車両変遷情報等と共に写真で紹介します。
8600系は、1973年度から約5年間に渡って奈良線系統へ投入された系列です。8400系4連の性能等をベースに冷房を搭載した点が特徴で、奈良線系統通勤車群の中では最初の冷房付き車両として登場しました。
後年の改造では、4本が制御方式を改められた他、車体更新時の内装仕様変更や第17編成に対しての中間T車交換等が行われており、同系には、各種工事の施行時期等によって様々な形態差が存在しています。
今回の【資料】では、現行8617F各車の他、C#8177[T]に代替される2014年夏まで同編成の構成車であったC#8167[T]についての簡単な車両変遷情報も〈参考〉という形で付記します。
■資料詳細
第164資料目 目次
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
〈参考〉サ8150形C#8167[T]
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
5:編成ギャラリー・スライド(各側別)
※ギャラリーの画像は、クリックするとフルサイズで表示します(別ページ表示)。
※スライドは5秒毎で自動的に移行しますが、止めて見る事も可能です。
◆公式側
◆非公式側
6:参考文献・情報
●文献
〈購入可能な文献〉
●ソーシャルメディア
7:リンク集
では、資料内容に移ります。
※このページ内における「公式側」は、車両に対して [1位 (車両側面) 2位] となっている側の事を指します。反対に「非公式側」は、車両に対して [2位 (車両側面) 1位] となっている側の事を指します。
※このページでは、1回目の車体更新をA更新、2回目の車体更新をB更新と呼称しています。
【スポンサーリンク】
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1976.08.10 [近畿車輛] ※当初はMc車と組んだ2連で竣工
新製時配置・所属:奈良線・東花園検車区
4連化:1976.12.22? ※Mc車との間に中間M&T車を挿入
外板塗装変更:1986.03 ※[マルーン単色→紅白2色]
側面行先表示機取付等:1987.03 [五位堂(入場時)] ※C#8167[T]のA更新と同時
※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
車体更新(1回目)等:1996.11 [高安]
-側扉下靴擦変更 ※[鉄板→ステンレス無塗装]に交換
-故障表示灯追設
外板裾帯省略:2001.01 [五位堂(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
転落防止幌取付:2008.08 [五位堂(検査入場時)] ※段違いタイプ
車体更新(2回目)等:2014.10 [高安]
-内装材変更 ※7020系からの仕様に準じた内装(カーテン材交換[青背景→白背景]等)
-側扉上に水切り追設
-車側灯LED化 ※灯具カバーは[赤色→透明]へ変更
配置・所属:奈良線・東花園検車区(2020年4月1日現在)
●当該車両の主要装備機器(床下)
電動空気圧縮機(CP)・補助電源装置(MG)・台車(KD-76A)
◆公式側車両側面
← 近鉄奈良・橿原神宮前 (C#8117) 京都・大阪難波 →
連結器…〔1位寄:密着連結器[HT型/電連付] (C#8117) 棒型永久連結器[住金製]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 大阪難波・京都 (C#8117) 橿原神宮前・近鉄奈良 →
連結器…〔2位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8117) 密着連結器[HT型/電連付]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1976.12.22 [近畿車輛]
新製時配置・所属:奈良線・東花園検車区
8617F編入:1976.12.22? ※同時竣工の中間T車(事故復旧車/C#8167)と共に編入
外板塗装変更:1986.03 ※[マルーン単色→紅白2色]
側面行先表示機取付等:1987.03 [五位堂(入場時)] ※C#8167[T]の車体更新(1回目)と同時
※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
車体更新(1回目)等:1996.11 [高安]
-側扉下靴擦変更 ※[鉄板→ステンレス無塗装]に交換
-故障表示灯追設
外板裾帯省略:2001.01 [五位堂(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
転落防止幌取付:2008.08 [五位堂(検査入場時)] ※段違いタイプ
車体更新(2回目)等:2014.10 [高安]
-内装材変更 ※7020系からの仕様に準じた内装(カーテン材交換[青背景→白背景]等)
-側扉上に水切り追設
-車側灯LED化 ※灯具カバーは[赤色→透明]へ変更
-連結車両変更(2位寄り) ※[C#8167(T)→C#8177(T)]
-連結器交換 ※2位寄り装備の連結器を[密着連結器(CSD-90)→住金製棒連結器]へ交換
配置・所属:奈良線・東花園検車区(2020年4月1日現在)
●当該車両の主要装備機器(床下)
主制御装置(抵抗制御)・主抵抗器・台車(KD-76)
◆公式側車両側面
← 近鉄奈良・橿原神宮前 (C#8667) 京都・大阪難波 →
連結器…〔1位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8667) 棒型永久連結器[住金製]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 大阪難波・京都 (C#8667) 橿原神宮前・近鉄奈良 →
連結器…〔2位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8667) 棒型永久連結器[住金製]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1972.06.14 [近畿車輛] ※920系モ920形C#924[M]として竣工
新製時配置・所属:京都線・西大寺検車区
冷房設置改造等:1982.09 [玉川]
-高性能車化・回生制動化
※主電動機は[MB-213-AF(600系から流用)→MB-3020-E(10100系から捻出)]へ変更
※制御装置は[ABF-198-15HB(600系から流用)→MMC-HTR-20E(8000系から捻出)]へ変更
※制動装置は[HSC(電制無)→HSC-R(回生制動付)]へ変更
編成向き転換:1987.05(.下旬) ※中川短絡線を活用(方転回送後は五位堂入場)
所属検車区(運用線区)変更:1987.06.30 ※[西大寺(京都線系統)→富吉(名古屋線系統)]
所属系統変更に伴う改造等:1987.07 [五位堂]
-主幹制御器の取替・制御回路の変更等
-系列・形式・車番変更 ※[920系モ920形C#924(M)→1010系モ1060形C#1062(M)]
-外板塗装変更 ※[マルーン単色→紅白2色]
車体更新(1回目)等:1992.11 [塩浜]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-側面行先表示機取付 ※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-側扉下靴擦変更 ※[鉄板→ステンレス無塗装]に交換
-故障表示灯追設
車体更新(2回目)等:2006.07 [高安] ※高安入場は2006.05.08
-内装材変更 ※7020系からの仕様に準じた内装(カーテン材交換[青背景→白背景]等)
-客用側扉間窓一部固定化 ※大型一枚ガラスで複層化/車両中央および車端窓は従来仕様のまま
-側扉上に水切り追設
-転落防止幌取付 ※段違いタイプ
事故損傷:2008.08.12 [運用離脱→塩浜入場(事故検証・修繕)]
2371レ充当中、[鈴鹿市-三日市]間走行中に床下から発煙し三日市停車前に異音と共に編成全体の車内が停電。三日市停車後、床下機器の異常赤熱および発火により床下機器の一部(断流機)と室内座席の一部を焼損。発火は消防の消火活動によって鎮火。乗客及び乗務員に負傷者は無し。事故後は編成で塩浜検修車庫へ入場し、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会による調査が行われた。
事故復旧:2009.04.10 [部品調達により損傷箇所を修繕し塩浜出場→明星回送]
※塩浜出場後は明星車庫で休車状態となり、その後2009.12に塩浜へ再度入出場
※営業列車への復帰は2010.01.12~/ワンマン運転列車への復帰は2010.03.09~
床下発煙:2011.01.02 [運用離脱→塩浜入場(休車)] ※1374レ充当中、発煙区間は以前と同じ
五位堂回送:2013.11.07 ※1012Fおよび1014Fの構成車組み換えに伴う回送/伊勢中川経由
※回送編成:[←伊勢中川 モト90形(C#98-97/通電)+1012F(通電無)+1014F(通電) 塩浜・五位堂→]
編成組み換え:2013.11 [五位堂(入場時)] ※C#1062[M]の両寄り連結相手を1014F先頭車へ変更
高安回送:2013.11.10 ※1014F先頭車の廃車回送(挟み込み編成は通電無)
※回送編成:[←高安 C#97[McF]+C#1114[Tc]-C#1062[M]-C#1014[Mc]+C#98[McF] 五位堂→]
車体更新(3回目)等:2014.10 [高安] ※8617F構成車(C#8167除く)の車体更新(2回目)と同時
-車両向き転換 ※{←高安 [1位(C#1062/2連窓)2位] ⇒ [2位(2連窓/C#1062)1位] 五位堂→}
-電装解除 ※床下の制御器・抵抗器等を撤去、台車は主電動機を外してT台車化[KD-74→KD-74K]
-パンタグラフ撤去 ※集電装置(PT-42)ほか、屋根上と一体化した台座以外の関連電気部品を全て撤去
-貫通路改造 ※2位寄り妻面の貫通路を[広幅→狭幅]化
-車側灯LED化 ※灯具カバーは[赤色→透明]へ変更
-系列・形式・車番変更 ※[1010系モ1060形C#1062(M)→8600系サ8150形C#8177(T)]
8617F編入等:2014.10.14? ※従前組込車のC#8167[T]を代替
-所属検車区(運用線区)変更 ※[明星(名古屋線系統)→東花園(奈良線系統)]
配置・所属:奈良線・東花園検車区(2020年4月1日現在)
●当該車両の主要装備機器(床下)
台車(KD-74K)
◆公式側車両側面
← 近鉄奈良・橿原神宮前 (C#8177) 京都・大阪難波 →
連結器…〔1位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8177) 棒型永久連結器[住金製]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 大阪難波・京都 (C#8177) 橿原神宮前・近鉄奈良 →
連結器…〔2位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8177) 棒型永久連結器[住金製]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
C#8059[Mc]の経歴は、参考文献(全体)の車歴表では竣工日が8600系基準(=1976.12.22竣工)となっており、実際の元8000系車両としての車歴(1966.03.16竣工)は掲載されていない。同じ事故復旧車で8400系へ編入されたC#8559[Tc]が系列・形式・車番の変更を経て8000系時代からの経歴を継承している一方、C#8059[Mc]が事故復旧前後で経歴を一新している理由は不明。8600系への改造が行われる前後で8000系として一度廃車されているという事は可能性として考えられるが、詳細は不明。この【資料】の車両変遷情報では、以下、C#8167[T]が8000系時代からの経歴を継承しているものと仮定して記載を進める事にする。
竣工日:1966.03.16 [近畿車輛] ※8000系モ8000形C#8059[Mc]として竣工
爆破事件被害:1972.08.02
事件の概要は、[菖蒲池→学園前] 間を走行中の上り列車内にて鞄内に放置された手製爆弾が爆発したというもの。テロ事件。被害車両となった8059Fの2両は、証拠物件として保管のため、以降は長期休車となった。休車中の保管場所は西大寺車庫。運用離脱中の2両からは、台車・連結器・制御器・パンタグラフ等の部品が取り外されており、一部は休車期間中に他車へ流用されている。
事故復旧等:1976.12 [近車or玉川?]
-方向転換 ※正面が大阪方から奈良方に来る形で転回
-付随車化 ※運転室区画を客室化し運転台を撤去/1位寄り貫通扉は[開き戸→引き戸]化
※新たに客室化した区画側面には連続タイプの1段下降窓を設置し座席を延長
※捻出された制御器(=VMC-HTB-20C)は事故復旧前に新造の8600系モ8600形C#8612[Mc]へ流用
-パンタグラフ撤去 ※休車期間中には2基とも撤去
-台車変更 ※[KD-51→KD-76A]/休車期間中はイコライザー式の仮台車を装着
※捻出されたKD-51はク1560形C#1568[Tc]へ流用/KD-76Aは新造品
※C#1568の養老線転属時には台車も併せて狭軌化(=[KD-51N]化)/電装解除後の形式変更の有無は不明
-冷房化改造 ※CU-19を4台設置しロスナイを併設/扇風機は撤去/ラインデリアを追設?
-系列・形式・車番変更 ※8000系モ8000形C#8059[Mc]→8600系サ8150形C#8167[T]
8617F編入:1976.12 ※中間T車として同時に新製で竣工した中間M車(=C#8667)と共に編入
竣工日:1976.12.22 [近畿車輛] ※モ8000形C#8059[Mc]の事故復旧車
編入時配置・所属:奈良線・東花園検車区
外板塗装変更:1986.03 ※[マルーン単色→紅白2色]
車体更新(1回目)等:1987.03 [高安]
-側面行先表示機取付 ※1側面あたり[幕式種別&行先案内表示機×1]を新規取付
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
車体更新(2回目)等:1996.11 [高安] ※編成内他車の車体更新(1回目)と同時
-側扉下靴擦変更 ※[鉄板→ステンレス無塗装]に交換
-故障表示灯追設
外板裾帯省略:2001.01 [五位堂(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
転落防止幌取付:2008.08 [五位堂(検査入場時)] ※段違いタイプ
高安回送:2014.07.21 ※8617FのB更新実施に伴う入場(=C#8167[T]の廃車回送)
除籍:2014.07.23 ※解体扱い(⇔編成内他車はB更新施行へ)
廃車陸送:2014.08.08 ※車体を側面から半分に切った上で日中2回に分けて搬出
●当該車両の主要装備機器(床下)
台車(KD-76A)
◆車両側面等の画像を掲載する文献・ソーシャルメディア
●文献
東京工業大学鉄道研究部、『私鉄電車ガイドブック5 近鉄』-「奈良線・京都線-900系・8000系・8400系・8600系-モ8650形(8651~8668)・サ8150形(8151~8168)」、誠文堂新光社、1978年8月10日第1版発行
→※竣工後かつA更新前のC#8167[T]の形式写真(公式側1位寄りから)および形式図面(著者作図?)が掲載
『SIDE-VIEW KINTETSU.2 サイドビュー近鉄.2』-「通勤車 奈良・京都線系 800~9200系-8600系」、レイルロード、2001年3月15日発行
→※両側の側面写真が掲載(公式側:A更新後かつB更新前/非公式側:B更新後かつ簡易塗装化前)
「近鉄8000系の横顔-4 製作年次別各論」『RAIL FAN 別冊:車両研究3』、1990年3月1日発行、第37巻第4号 通巻441号、P25-30(該当写真はP28掲載)
→※車体更新前かつ新塗装化後のC#8167[T]の形式写真が掲載(非公式側1位寄りから)
「近畿日本鉄道車両カタログ―奈良・京都線―8600系(1973年)」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル1992年12月臨時増刊号』、1992年12月10日発行、第42巻第12号 通巻569号、P195
→※A更新後かつB更新前のC#8167[T]の形式写真が掲載(公式側1位寄りから)
●ソーシャルメディア
・「8617F解説ページ」※見れない場合はこちら
→※片側の側面写真が掲載(非公式側:B更新後かつ簡易塗装化後)
(側面写真 近鉄電車のページ-おかちゃんの写真館[メインページ])
・「近鉄 8600系 8617F サ8167電装解除 中間化車を眺める・・・」※見れない場合はこちら
→※運転台撤去区画の細部が掲載(公式側:B更新後かつ簡易塗装後)
(ふらっと日記/2013-07-01投稿記事)
・「2014年8月6日(水)C#8087廃車陸送」※見れない場合はこちら
→※解体作業中と思われるC#8167の写真が掲載(非公式側1位寄り/車体カット前)
(近鉄好きのとしの日記/2014-08-19投稿記事)
〈参考〉終
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1976.08.10 [近畿車輛] ※当初はTc車と組んだ2連で竣工
※4連化前までは2位寄りにもパンタグラフ搭載、4連化後は当該パンタグラフのみ撤去
新製時配置・所属:奈良線・東花園検車区
4連化:1976.12.22? ※Tc車との間に中間M&T車を挿入
外板塗装変更:1986.03 ※[マルーン単色→紅白2色]
側面行先表示機取付等:1987.03 [五位堂(入場時)] ※C#8167[T]の車体更新時期(1回目)と同時
※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
車体更新(1回目)等:1996.11 [高安]
-側扉下靴擦変更 ※[鉄板→ステンレス無塗装]に交換
-故障表示灯追設
-パンタグラフ取付跡整備 ※屋根上と一体化した台座以外の関連残存部品を撤去
外板裾帯省略:2001.01 [五位堂(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
転落防止幌取付:2008.08 [五位堂(検査入場時)] ※段違いタイプ
正面貫通幌色変更:2013.01? ※[マルーン(鉄骨)→グレー(FRP)]
車体更新(2回目)等:2014.10 [高安]
-内装材変更 ※7020系からの仕様に準じた内装(カーテン材交換[青背景→白背景]等)
-側扉上に水切り追設
-車側灯LED化 ※灯具カバーは[赤色→透明]へ変更
-車椅子等用スペース追設 ※座席撤去後の1位寄り端部(上り方より向かって左側)
-連結車両変更(1位寄り) ※[C#8167(T)→C#8177(T)]
配置・所属:奈良線・東花園検車区(2020年4月1日現在)
●当該車両の主要装備機器(床下)
主制御装置(抵抗制御)・主抵抗器・台車(KD-76)
◆公式側車両側面
← 近鉄奈良・橿原神宮前 (C#8617) 京都・大阪難波 →
連結器…〔1位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#8617) 密着連結器[HT型/電連付]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 大阪難波・京都 (C#8617) 橿原神宮前・近鉄奈良 →
連結器…〔2位寄:密着連結器[HT型/電連付] (C#8617) 棒型永久連結器[住金製]:1位寄〕
5:編成ギャラリー・スライド(各側別)
※ギャラリーの画像は、クリックするとフルサイズで表示します(別ページ表示)。
※スライドは5秒毎で自動的に移行しますが、止めて見る事も可能です。
← 近鉄奈良・橿原神宮前 (8617F) 京都・大阪難波 →
1枚目:C#8117[Tc]、2枚目:C#8667[M]
3枚目:C#8177[T]、4枚目:C#8617[Mc]
← 大阪難波・京都 (8617F) 橿原神宮前・近鉄奈良 →
1枚目:C#8617[Mc]、2枚目:C#8177[T]
3枚目:C#8667[M]、4枚目:C#8117[Tc]
●文献
『私鉄車両編成表 86年版』-「改造車両一覧表」、ジェー・アール・アール、1986年8月1日発行
『私鉄車両編成表 88年版』-「改造車両一覧表」、ジェー・アール・アール、1988年9月10日発行
『SIDE-VIEW KINTETSU.2 サイドビュー近鉄.2』-「通勤車 奈良・京都線系 800~9200系-8600系」、レイルロード、2001年3月15日発行
飯島 巌・藤井信夫・井上広和、『【復刻版】私鉄の車両13 近畿日本鉄道Ⅱ 通勤車 他』-「8600系(20m 4扉・通勤車)」「車歴表 (その6/その9) 」、ネコ・パブリッシング、2002年7月1日初版発行
「REPORT-近鉄, 初の2両編成の冷房車登場」『鉄道ファン1976年12月号』、1976年12月1日発行、第16巻第12号 通巻188号、P103
→※営業開始間もないC#8617[Mc/2パンタ]の写真が掲載
「Ⅱ民鉄車両編 昭和62年 民鉄の譲受・新形式車両」「Ⅲ 資料編 民鉄1987年度車両動向」『新車年鑑1988年版 鉄道ピクトリアル1988年5月臨時増刊号』、1988年5月10日発行、第38巻第5号 通巻496号、P179・P222
「私鉄車両めぐり [148] 近畿日本鉄道―Ⅲ-付 機器再用新造車-1. 920系〔京都線〕」「付表-2 車歴表 (49) 920系車歴表」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル1992年12月臨時増刊号』、1992年12月10日発行、第42巻第12号 通巻569号、P246-247・P299
「Ⅲ 資料編 民鉄1992年度車両動向」『新車年鑑1993年版 鉄道ピクトリアル1993年10月臨時増刊号』、1993年10月10日発行、第43巻第10号 通巻582号、P195
「Ⅲ 資料編 民鉄1996年度車両動向」『新車年鑑1997年版 鉄道ピクトリアル1997年10月臨時増刊号』、1997年10月10日発行、第47巻第10号 通巻644号、P183
「Ⅲ車両データ-2006年度(民鉄車両) 各社別新造・改造・廃車一覧」 『鉄道車両年鑑2007年版 鉄道ピクトリアル2007年10月臨時増刊号』、2007年10月10日発行、第57巻第10号 通巻795号、P231
「Ⅲ車両データ-2014年度(民鉄車両) 各社別新造・改造・廃車一覧」 『鉄道車両年鑑2015年版 鉄道ピクトリアル2015年10月臨時増刊号』、2015年10月10日発行、第65巻第10号 通巻909号、P245
「近鉄車両―主要機器のあゆみ―」「近畿日本鉄道 現有車両主要諸元表」「近畿日本鉄道 現有車両編成表」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル2018年12月臨時増刊号』、2018年12月10日発行、第68巻第12号 通巻954号、P196-208/P285-299/P304-309
「大手私鉄車両ファイル2020 車両配置表」『鉄道ファン2020年8月号 付録』、2020年8月1日発行、第60巻第8号 通巻712号
〈購入可能な文献〉…2021.02.02時点
※[amazon.co.jp/楽天市場/Yahoo!ショッピング]で販売中の商品を掲載
※上記時点において、中古品含め、amazon.co.jpでのみ購入可能な商品(他は売切)は単独で掲載
※上記時点以降については、売切となっている可能性もあります
※非売・絶版やプレミア価格となっている文献の入手は、オークションや古本サイトをあたるのも手です
〈購入可能な文献〉終
●ソーシャルメディア
(運輸安全委員会/報告書番号RA2009-8-2)
(運輸安全委員会年報 2010)
※文章等が見れない場合はこちら
「ピロのブログVer3」の簡易リンク集です。当サイトへのアクセス率向上に繋がる、鉄道まとめサイト・ランキングサイトのものをピックアップしています。クリックしていただけると嬉しいです。(全て新規タブで開きます)
このページの内容は以上です。