■資料概要
今回の【資料】では、近鉄1000系1007Fの車両側面について、その外観を簡単な車両変遷情報等と共に写真で紹介します。
1000系は、[1972-1973]の2年度で名古屋線系統へ投入された抵抗制御の一般車です。当初は、廃車両から性能機器を流用した旧性能車として、4連と2連が製作されました。その後、各編成で高性能車化(回生車化)とそれに伴う車両替えが実施され、3連と4連が所属する系列となっています。
2000年代に一部車両の廃車が行われましたが、以降は数に変更がなく、2020年代に入ってからも3連5本が活躍中です。
今回の【資料】では、高性能車化に伴う車両替えで1990年まで現行1007Fの構成車両と編成を組んでいた2両(1810系1817Fの晩年構成車両であったク1910形C#1917[2代目]およびモ1810形C#1817)についての簡単な車両変遷情報も〈参考〉という形で付記します。
〈参考〉 1007F構成車の変更過程
※編成向き:← 近鉄名古屋・大阪上本町 (編成) 近鉄四日市・伊勢中川 →
※登場時の1007F構成車は白文字で表記(車両振替後も同様)
※車両振替の相手編成となった1810系1817Fの当初構成車は青文字で表記(車両振替後も同様)
※車両間の〔+〕表記は柴田式密着連結器 [電連付] (各車登場当時)、残存車は現在電連撤去済
※車両間の〔-〕表記は近車製棒型永久連結器 (各車登場当時)、残存車は現在住金製へ交換済
※編成の新旧表記は固定のMc車1両に対して編成の構成車両数に変化がある場合に記載
※編成の構成車動向年は新旧1007Fの内訳を基準に記載(括弧内は1817Fの動向年)
●竣工時-組成変更(3連化)前 [(1967-1969-)1973-1990(-1991)]
※登場時の1810系1817Fは[Tc-Mc]編成の2連で1967年度後半(12月)に竣工
※登場時の1810系ク1960形C#1967[T]は1969年度前半(5月)に単車で竣工して1817Fを3連化
※登場時の1000系1007F(2連)は1973年度中盤に竣工
・1000系1007F (旧/2連[1M1T])
C#1107[Tc/初代]–C#1007[Mc]
※旧性能車(釣り掛け駆動方式・抵抗制御)
※高性能車との連結運転も可能
※3連化直前の編成所属は富吉検車区
・1810系1817F (旧々/2連[1M1T])
C#1917[Tc/初代]–C#1817[Mc]
※1967年12月に編成が竣工した当初の車両構成
※1969年5月にC#1967が竣工して1817Fへ組み込み
↓
・1810系1817F (旧/3連[1M2T])
C#1917[Tc/初代]+C#1967[T]–C#1817[Mc]
※高性能車(WN駆動方式・抵抗制御)
※C#1917(2位)の連結器は3連化時に密着連結器へ変更
※当初は夏季と冬季で分割運用を実施
※再2連化直前の編成所属は富吉検車区
⇩
●組成変更(3連化)後 [(1990-)1991-(2002)-2022]
※1000系の[2連→3連]化は編成の高性能車化・回生車化と併せて実施
※1000系(2連)のTc車と1810系(3連)のTc-T車をトレード(1810系のT車は編成変更に併せて電装)
※1000系(2連)の[1M1T→2M1T]化と1810系(3連)の[1M2T→1M1T]化を連動させて編成出力を底上げ
※C#1107[Tc/初代]の系列・形式・車番を変更(→1810系ク1910形C#1917[Tc/2代目])
※C#1917[Tc/初代]の系列・形式・車番を変更(→1000系ク1100形C#1107[Tc/2代目])
※C#1967[T]を新たに電装([T→M]車化)して系列・形式・車番を変更(→1000系モ1050形C#1057[M])
・1000系1007F (新/3連[2M1T])
C#1107[Tc/2代目]+C#1057[M]–C#1007[Mc]
※高性能車(WN駆動方式・界磁位相制御)
※モ1000形の屋上パンタ数を[1→2]基化
※3連化直後の編成所属は富吉検車区
・1810系1817F (新/2連[1M1T])
C#1917[Tc/2代目]–C#1817[Mc]
※高性能車(WN駆動方式・抵抗制御)
※再2連化と併せて電制を取付(制動14段)
※再2連化直後の編成所属は明星検車区
※再2連化後の1817Fは2002年5月に廃車
1000系の高性能車化および界磁位相制御・回生制動化に際しては、1編成あたり1台搭載となるMGに高出力の機種が必要となり、既存の編成(に搭載されたMG)を活用して改造を行う方策として、車内冷房の設置改造で定格出力120kVAのMGを搭載した1810系Tc車と同改造で定格出力70kVAのMGを搭載した1000系Tc車をトレードする事で対応する事とされた。2両編成で活躍していた1000系ク1100形(初代C#1103-1107・1108)と車両振替を行う対象となったのは、1810系3両編成車のク1910形(初代C#1913-1917・1912)で、これは、同時期に名古屋線内営業列車のスピードアップを見据えて、1M2Tの車両構成とされた経済編成を無くす事が念頭にあったと思われる(1810系の1M2T編成は1990年代始めまでに他系列との車両振替で全て2連化[1M1T化]されて解消)。なお、Tc車のみの車両振替では、振替後の1810系3両編成が1M2T編成のままでMGの出力も従来より低下して不足するため、この振替時には1810系のT車もTc車と共に1000系へ移り、1000系2連車の3両編成化と1810系3連車の2両編成化がセットで行われた。1000系に移った1810系T車は、3連化後の1000系を1M2T編成としないように電装され、改造を受けて換装されたMc車の主制御装置と連動する界磁制御装置が床下に新設されている。
車両振替の要因となった1810系の高出力MGは、冷房設置工事が開始された当初はMG-130-S形(定格出力120kVAの直流MG/装置は線路と水平方向の設置)が採用されていた。系列の先陣を切って1979年度内から工事が行われた1810系(工事完了が1980年度内となった編成も存在)では、モ1810形は、同MGのフラッシュオーバー対策として2位寄りにパンタグラフが増設されて搭載数が2基となり(C#1811-1813/1826・1827)、ク1910形は、その床下が同MGの設置に合わせた機器配置とされている(C#1911・1912[初代]・1913[初代]/1926・1927)。なお、新規に必要となったパンタグラフは下枠交差形で新製されており、この時に複数系列で従来の菱形を下枠交差形へと変更する動きが発生した(C#1826・1827は冷房設置工事時に新製した下枠交差形を各2基搭載して他で必要とされた菱形を各1基捻出)。その後、1980年度から工事が開始となった編成には、HG-634-Irb形(定格出力120kVAのブラシレスMG/装置は線路と垂直方向の設置)が採用されており、Mc車に上記対策を行う必要が無くなったほか、Tc車の床下も搭載する機器やその配置が前年度改造車から変更となった。Tc車の床下機器配置は、その後も同様の状態が維持されたため、車両振替で新たにク1100形となったC#1912[初代]およびC#1913[初代]、すなわち、C#1108[2代目]およびC#1103[2代目]は、他のク1100形[車両振替完了後]と異なる床下機器配置となっている。
〈参考〉終
■資料詳細
第424資料目 目次
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
◆車両変遷情報等
◆公式側車両側面
◆非公式側車両側面
〈参考〉モ1810形C#1817[Mc]
4:編成ギャラリー・スライド(各側別)
※ギャラリーの画像は、クリックするとフルサイズで表示します(別ページ表示)。
※スライドは5秒毎で自動的に移行しますが、止めて見る事も可能です。
◆公式側
◆非公式側
5:参考文献・情報
●文献
〈購入可能な文献〉
●ソーシャルメディア
6:リンク集
では、資料内容に移ります。
※このページ内における「公式側」は、車両に対して [1位 (車両側面) 2位] となっている側の事を指します。反対に「非公式側」は、車両に対して [2位 (車両側面) 1位] となっている側の事を指します。
※このページでは、1回目の車体更新をA更新、2回目の車体更新をB更新と呼称しています。
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◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1967.12.08 [近畿車輛] ※1810系ク1910形C#1917[Tc/初代]として竣工
新製時配置・所属:名古屋線・富吉検車区
連結車両変更(2位寄り)等:1969.05? ※[C#1817(Mc)→C#1967(T)]/編成全体は[2連→3連]化
-連結器変更(2位寄り) ※[棒型永久連結器(球頭式/近車製)→密着連結器(HT型)]
排障装置取付:?.? ※正面板は厚形
冷房化改造等:1980.09 [塩浜] ※CU-19を4台設置
-MG変更 ※[HG-534-Lrb(14kVA)→HG-634-Irb(120kVA)]
-正面案内表示機取付 ※長山式
車体更新(1回目)等:1986.06 [塩浜]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-側面案内表示機取付 ※1側面あたり[案内表示機無→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-外板塗装変更 ※[マルーン単色→紅白2色]
1000系編入等:1991.03 [塩浜] ※編成全体は3連を維持
-省エネ改造 ※回生車化
-系列・形式・車番変更 ※1810系ク1910形C#1917[Tc/初代]→1000系ク1100形C#1107[Tc/2代目]
所属検車区変更:1991年度内 ※[富吉(1991.04.01)→明星(1992.04.01)]
車体更新(2回目)等:1997.06 [塩浜]
-故障表示灯追設
-客室側窓取手変更 ※ガラス面の取手を撤去してアルミ枠に変更
外板裾帯省略:2000.10 [塩浜(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
全体ラッピング(a):2012.08-2015.10 ※名泗コンサルタントのPR/運用開始は09.01から
転落防止幌取付等:2013.02 [塩浜(入場時)] ※段違いタイプ
-側面部分ラッピング追加 ※「不動産売買のご相談は」の文字群(1両あたり4か所)
※片側面2か所に存在した「名泗コンサルタント」のロゴ上に長方形ステッカー(背景白色)で上貼り
ラッピング(a)解除:2015.11 [五位堂(検査入場時)]
高安回送:2022.09.14 ※[明星車庫→高安車庫]
※2022.09.12の~761レで明星入庫、以降は回送時まで構内留置
廃車・解体に伴う搬出:2022.11.22-23 ※[高安検修場→リサイクル工場]
除籍:2022.11.22 ※廃車年月日日
最終配置・所属:山田線・明星検車区
●当該車両の主要装備機器(床下)
補助電源装置(MG)・台車(KD-65A)
◆公式側車両側面
← 近鉄名古屋・近鉄四日市 (C#1107) 伊勢中川・宇治山田 →
連結器…〔1位寄:密着連結器[HT型/電連付] (C#1107) 密着連結器[HT型]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 宇治山田・伊勢中川 (C#1107) 近鉄四日市・近鉄名古屋 →
連結器…〔2位寄:密着連結器[HT型] (C#1107) 密着連結器[HT型/電連付]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1973.09.07 [近畿車輛] ※1000系ク1100形C#1107[Tc/初代]として竣工
新製時配置・所属:山田線・明星検車区
冷房化改造等:1980.12 [塩浜] ※CU-19を4台設置
-正面案内表示機取付 ※長山式
-MG変更 ※[MG-115-S(9kVA)→HG-584-Ar(70kVA)]
外板塗装変更:1987.08 [塩浜] ※[マルーン単色→紅白2色]
所属検車区変更:1989年度内 ※[明星(1989.04.01)→富吉(1990.04.01)]
1810系編入等:1990.12 [塩浜]
-系列・形式・車番変更 ※1000系ク1100形C#1107[Tc/初代]→1810系ク1910形C#1917[Tc/2代目]
-連結車両変更(2位寄り) ※[C#1007(Mc)→C#1817(Mc)]/編成全体は2連を維持
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-側面案内表示機取付 ※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
所属検車区変更:1990年度 ※[富吉(1990.04.01/初代C#1107)→明星(1991.04.01/2代目C#1917)]
車体更新(1回目)等:?.? [塩浜] ※文献記載無し
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-故障表示灯追設
-客室側窓取手変更 ※ガラス面の取手を撤去してアルミ枠に変更
台車変更:?.? ※[KD-32G→KD-60H]
外板裾帯省略:2000.05 [塩浜(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
所属検車区変更:2001年度内 ※[明星(2001.04.01)→富吉(2002.04.01)]
廃車・解体:2002.06 ※車両解体作業は塩浜工場内にて実施
除籍:2002.05.20 ※廃車年月日
最終配置・所属:名古屋線・富吉検車区
●当該車両の主要装備機器(床下)
補助電源装置(MG)・電動空気圧縮機(CP)・台車(KD-60H)
※台車はC#1107[Tc/初代]時代の当初からC#1917[Tc/2代目]時代の振替前まで(KD-32G)を装備
◆車両側面等の画像を掲載する文献・ソーシャルメディア
●ソーシャルメディア
「H17」 ※現役末期の1817Fの画像が掲載
「C#1917解体(1817F解体)」 ※重機で車体を解体している画像が掲載
(近鉄線 旅と切符の資料室-車種別写真集-一般車-1810系)
〈参考〉終
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1969.05.30 [近畿車輛] ※1810系サ1960形C#1967[T]として竣工
新製時配置・所属:名古屋線・富吉検車区
1817F編入:1969.05? ※当時2連の1817Fを3連化
冷房化改造:1980.09 [塩浜] ※CU-19を4台設置
車体更新(1回目)等:1986.06 [塩浜]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-側面案内表示機取付 ※1側面あたり[案内表示機無→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-外板塗装変更 ※[マルーン単色→紅白2色]
1000系編入等:1991.03 [塩浜]
-電装(電動車化) ※[界磁位相制御・回生制動]方式化/界磁制御装置を新規搭載
※他系列(800/820/1600/20100)から捻出された主電動機を再使用
-台車形式変更 ※電動台車化に伴って形式を[KD-65A→KD-65G]化
-連結車両変更(2位寄り) ※[C#1817(Mc)→C#1007(Mc)]/編成全体は3連を維持
-CP追設 ※C#1817[Mc]が装備していたCPを移設
-系列・形式・車番変更 ※1810系サ1960形C#1967[T]→1000系モ1050形C#1057[M]
所属検車区変更:1991年度内 ※[富吉(1991.04.01)→明星(1992.04.01)]
車体更新(2回目)等:1997.06 [塩浜]
-故障表示灯追設
-客室側窓取手変更 ※ガラス面の取手を撤去してアルミ枠に変更
外板裾帯省略:2000.10 [塩浜(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
全体ラッピング(a):2012.08-2015.10 ※名泗コンサルタントのPR/運用開始は09.01から
転落防止幌取付等:2013.02 [塩浜(入場時)] ※段違いタイプ
-側面部分ラッピング追加 ※「不動産売買のご相談は」の文字群(1両あたり4か所)
※片側面2か所に存在した「名泗コンサルタント」のロゴ上に長方形ステッカー(背景白色)で上貼り
ラッピング(a)解除:2015.11 [五位堂(検査入場時)]
高安回送:2022.09.14 ※[明星車庫→高安車庫]
※2022.09.12の~761レで明星入庫、以降は回送時まで構内留置
廃車・解体に伴う搬出:2022.11.21-22 ※[高安検修場→リサイクル工場]
除籍:2022.11.22 ※廃車年月日日
最終配置・所属:山田線・明星検車区
●当該車両の主要装備機器(床下)
界磁制御装置・電動空気圧縮機(CP)・台車(KD-65G)
◆公式側車両側面
← 近鉄名古屋・近鉄四日市 (C#1057) 伊勢中川・宇治山田 →
連結器…〔1位寄:密着連結器[HT型] (C#1057) 棒型永久連結器[住金製]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 宇治山田・伊勢中川 (C#1057) 近鉄四日市・近鉄名古屋 →
連結器…〔2位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#1057) 密着連結器[HT型]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1973.09.07 [近畿車輛]
新製時配置・所属:山田線・明星検車区
冷房化改造等:1980.12 [塩浜] ※CU-19を4台設置/2位方前頭部は後年のパンタ増設を考慮してキセ無し
-正面案内表示機取付 ※長山式
外板塗装変更:1987.08 [塩浜] ※[マルーン単色→紅白2色]
所属検車区変更:1989年度内 ※[明星(1989.04.01)→富吉(1990.04.01)]
高性能車化改造等:1991.03 [塩浜] ※[釣り掛け駆動→WN駆動]方式化
※他系列(800/820/1600/20100)から捻出された主電動機を再使用して2200系から流用の従前機器を代替
-台車形式変更 ※高性能車化(主電動機の変更)に伴って形式を[KD-75A→KD-75G]化
※台車の車輪直径は[930→860]mm化
-省エネ改造 ※[抵抗制御・発電制動→界磁位相制御・回生制動]方式化
※8000系列の省エネ改造時に捻出された主制御装置を改造してモ1300形から流用の従前装置を代替
-パンタグラフ増設 ※2位寄りに菱形(PT-42)を増設して[1基→2基]化
-連結車両変更(1位寄り) ※[C#1107(Tc/初代)→C#1057(M)]/編成全体は[2連→3連]化
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-側面案内表示機取付 ※1側面あたり[行灯式種別表示機×2→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
所属検車区変更:1991年度内 ※[富吉(1991.04.01)→明星(1992.04.01)]
車体更新(1回目)等:1995.07 [塩浜]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-故障表示灯追設
-客室側窓取手変更 ※ガラス面の取手を撤去してアルミ枠に変更
外板裾帯省略:2000.10 [塩浜(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
全体ラッピング(a):2012.08-2015.10 ※名泗コンサルタントのPR/運用開始は09.01から
転落防止幌取付等:2013.02 [塩浜(入場時)] ※段違いタイプ
-側面部分ラッピング追加 ※「不動産売買のご相談は」の文字群(1両あたり4か所)
※片側面2か所に存在した「名泗コンサルタント」のロゴ上に長方形ステッカー(背景白色)で上貼り
ラッピング(a)解除:2015.11 [五位堂(検査入場時)]
高安回送:2022.09.14 ※[明星車庫→高安車庫]
※2022.09.12の~761レで明星入庫、以降は回送時まで構内留置
廃車・解体に伴う搬出:2022.11.21-22 ※[高安検修場→リサイクル工場]
除籍:2022.11.22 ※廃車年月日日
最終配置・所属:山田線・明星検車区
●当該車両の主要装備機器(床下)
主制御装置(界磁位相制御)・台車(KD-75G)
◆公式側車両側面
← 近鉄名古屋・近鉄四日市 (C#1007) 伊勢中川・宇治山田 →
連結器…〔1位寄:棒型永久連結器[住金製] (C#1007) 密着連結器[HT型/電連付]:2位寄〕
◆非公式側車両側面
← 宇治山田・伊勢中川 (C#1007) 近鉄四日市・近鉄名古屋 →
連結器…〔2位寄:密着連結器[HT型/電連付] (C#1007) 棒型永久連結器[住金製]:1位寄〕
◆車両変遷情報等
●車両変遷情報
竣工日:1967.12.08 [近畿車輛]
新製時配置・所属:名古屋線・富吉検車区
連結車両変更(1位寄り):1969.05? ※[C#1917(Tc)→C#1967(T)]/編成全体は[2連→3連]化
排障装置取付:?.? ※正面板は厚形
冷房化改造等:1980.09 [塩浜] ※CU-19を4台設置
-正面案内表示機取付 ※長山式
車体更新(1回目)等:1986.06 [塩浜]
-内装材変更 ※9000・9200系からの仕様に準じた内装
-正面案内表示機更新 ※[長山式→KSPC式]
-側面案内表示機取付 ※1側面あたり[案内表示機無→幕式種別&行先案内表示機×1]へ変更
-外板塗装変更 ※[マルーン単色→紅白2色]
編成構成車両変更等:1990.12 [塩浜]
-電制取付 ※発電制動車化/制動転換装置は新製して追設
-連結車両変更(1位寄り) ※[C#1917(Tc/初代)→C#1917(Tc/2代目)]/※編成全体は[3連→再2連]化
-CP撤去 ※電装されたC#1056[M]へCPを移設
所属検車区変更:1990年度内 ※[富吉(1990.04.01)→明星(1991.04.01)]
車体更新(2回目)等:1998.02 [塩浜]
-故障表示灯追設
-客室側窓取手変更 ※ガラス面の取手を撤去してアルミ枠に変更
外板裾帯省略:2000.05 [塩浜(検査入場時)] ※側面雨樋のマルーン塗装は以降省略
所属検車区変更:2001年度内 ※[明星(2001.04.01)→富吉(2002.04.01)]
廃車・解体:2002.06 ※車両解体作業は塩浜工場内にて実施
除籍:2002.05.20 ※廃車年月日
最終配置・所属:名古屋線・富吉検車区
●当該車両の主要装備機器(床下)
主制御装置(抵抗制御)・台車(KD-65)
◆車両側面等の画像を掲載する文献・ソーシャルメディア
●文献
『SIDE-VIEW KINTETSU.1 サイドビュー近鉄.1』-「通勤車 大阪・名古屋線系 1000~2600系-1810系」、レイルロード、2001年3月15日発行、P83
※公式側の側面写真が掲載(B更新後[故障表示灯取付後])
●ソーシャルメディア
※冷房設置改造後(長山式正面案内表示機設置後)・A更新前の1817Fの画像が掲載
(五条川鉄道写真館-電車・気動車分館/近畿日本鉄道-近鉄いろいろ)
「H17」 ※現役末期の1817Fの画像が掲載
(近鉄線 旅と切符の資料室-車種別写真集-一般車-1810系)
〈参考〉終
4:編成ギャラリー・スライド(各側別)
※ギャラリーの画像は、クリックするとフルサイズで表示します(別ページ表示)。
※スライドは5秒毎で自動的に移行しますが、止めて見る事も可能です。
← 近鉄名古屋・近鉄四日市 (1107F) 伊勢中川・宇治山田 →
1枚目:C#1107[Tc]、2枚目:C#1057[M]、3枚目:C#1007[Mc]
← 宇治山田・伊勢中川 (1007F) 近鉄四日市・近鉄名古屋 →
1枚目:C#1007[Mc]、2枚目:C#1057[M]、3枚目:C#1107[Tc]
●文献
『私鉄車両編成表 87年版』-「改造車両一覧表」、ジェー・アール・アール、1987年9月1日発行
『私鉄車両編成表 88年版』-「改造車両一覧表」、ジェー・アール・アール、1988年9月10日発行
『私鉄車両編成表 91年版』-「…編成表-近畿日本鉄道」、ジェー・アール・アール、1991年9月15日発行
『私鉄車両編成表 92年版』-「…編成表-近畿日本鉄道」、ジェー・アール・アール、1992年10月20日発行
飯島 巌・藤井信夫・井上広和、『【復刻版】私鉄の車両13 近畿日本鉄道Ⅱ 通勤車 他』-「車歴表 (その3・5) 」、ネコ・パブリッシング、2002年7月1日初版発行
『SIDE-VIEW KINTETSU.1 サイドビュー近鉄.1』-「通勤車 大阪・名古屋線系 1000~2600系-1000系/1810系」、レイルロード、2001年3月15日発行
「近鉄の一般車両について-一般車両諸元表 (3)」「私鉄車両めぐり [119] 近畿日本鉄道―Ⅴ. 名古屋線 1000系」「同―Ⅱ-付 機器再用新造車-2. 1000系〔名古屋線〕」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル1981年12月臨時増刊号』、1981年12月10日発行、第31巻第12号 通巻398号、P111・225
「Ⅲ 資料編 -2. 民鉄車両 -2. 竣工月日表(2)改造車,譲受車」『新車年鑑1987年版 鉄道ピクトリアル1987年5月臨時増刊号』、1987年5月10日発行、第37巻第5号 通巻480号、P210
「Ⅲ資料編-Ⅱ民鉄車両-2 1990年度車両動向 (2) 改造車・譲受車」『新車年鑑1991年版 鉄道ピクトリアル1991年10月臨時増刊号』、1991年10月10日発行、第41巻第10号 通巻550号、P248
「私鉄車両めぐり [148] 近畿日本鉄道―Ⅱ T車連結方式-7. 1810系〔名古屋線〕」「同―Ⅱ-付 機器再用新造車-2. 1000系〔名古屋線〕」「付表-2 車歴表 (18)1810系車歴表/(50) 1000系系車歴表」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル1992年12月臨時増刊号』、1992年12月10日発行、第42巻第12号 通巻569号、P244-245/247-248・P295/299
「Ⅲ 資料編 民鉄1995年度車両動向」『新車年鑑1996年版 鉄道ピクトリアル1996年10月臨時増刊号』、1996年10月10日発行、第46巻第10号 通巻628号、P191
「Ⅲ 資料編 民鉄1997年度車両動向」『新車年鑑1998年版 鉄道ピクトリアル1998年10月臨時増刊号』、1998年10月10日発行、第48巻第10号 通巻660号、P206-207
「Ⅲ車両データ-2002年度(民鉄車両) 各社別新造・改造・廃車一覧」 『鉄道車両年鑑2003年版 鉄道ピクトリアル2003年10月臨時増刊号』、2003年10月10日発行、第53巻第10号 通巻738号、P217
「近鉄車両―主要機器のあゆみ―」「近畿日本鉄道 現有車両主要諸元表」「近畿日本鉄道 現有車両編成表」『〈特集〉近畿日本鉄道 鉄道ピクトリアル2018年12月臨時増刊号』、2018年12月10日発行、第68巻第12号 通巻954号、P196-208/P285-299/P304-309
「大手私鉄車両ファイル2022 車両配置表」『鉄道ファン2022年8月号付録』、2022年8月1日発行、第62巻第8号 通巻736号
「大手私鉄車両ファイル2023 車両データバンク」『鉄道ファン2023年8月号付録』、2023年8月1日発行、第63巻第8号 通巻748号
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「T07」「T07 名泗コンサルタント号登場」「2013.-4.-2 画像集」
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(近鉄線 旅と切符の資料室-車種別写真集-一般車-1000系・1010系)
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